WsSC # 

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ものびゃー;;を語るとすれば、彼の人間性の話をせねばなるまい。
彼の日頃の言動は、端的に言って「クズ」である。暇があれば酒をのみ、進捗を聞けば根拠なく「大丈夫です」と答える。己に課した半年に1回のワンダーフェスティバルへの新作出展という目標さえ見失いがちであり、10月も差し迫った状態でも毎週末さいたまの自宅から自転車で府中の模型制作スペース「ガイドビーコン」へ出向き、セルフ缶詰め状態に自らを置いて原型を進めるのかと思えばガンプラを作っている。
しかし、彼には瞬発力がある、頭の中のイメージを形にする技量がある。本気を出せば2ヶ月程で原型一体を仕上げる事ができる。
ここ数年のオリジナル造形においては、毎回苦労しつつも魅せる造形でワンダーフェスティバルへ出展を続けてきた。二体の人物で一体の始祖鳥標本を表現した「ゾルンホーフェンより」、怪異な世界観を構築した「玖伽~背面半身像~」、一体で人類の空への挑戦を表した「飛行史」、おそらく彼の頭の中には未だ新作が眠っており、発掘作業中なのだろうと思う。この本家WSCとは真逆を往く彼の思考こそが今回このWsSC #001への自選という狂気に至った揺るぎ無き圧倒的な理由である。
この授賞によりワンダー詐ショウケースがワンダー訴ショウケースに発展しないかと怯え震え暮らす日々をおくっているとか、いないとか。。。

text by Luv a Sanomasahikoskii

生まれ
オラザコ選手権大賞
近所の模型コンテスト参加賞授賞など数々の脳内コンテスト参加歴をもつ。
2014年よりワンダーフェスティバルに再度参加を始める。

WsSC#詐称プレゼンテーション作品解説

©Monobya;;2017


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変幻

オリジナル
ノンスケールレジンキャストキット


商品販売価格
イベント価格 \18,000円
通販価格 $350ドル(予定)


注:アーティスト紹介のとおり、塗装が間に合いませんでしたので写真は後日取り直します。

一目で視線を釘付けにされる派手さと投げっぱなしな作りの荒々しさを伴った造形は、イベントガレージキットにはよく見られる造形である。
しかしガレージキット作家ものびゃー;;の作品にはそれらを補ってあまりある緻密な計算が隠されている。
今回の作品である『変幻』でもその計算がいかんなく発揮されており、狐面をかぶった妖女の姿が見る角度を変えることで九尾の狐に変幻するという、従来の時間を切り取ったような静止した固定モデルに対して、固定モデルでありながら時間軸をも想起させる作品に仕上がっている。
これもガレージキットという創作形態のひとつの道のあり方といえるでしょう。
ぜひとも、ものびゃー;;の作り出す世界観を会場で体感してください。

からのコメント

この度はWsSCに選出していただきありがとうございます。

ガレージキットもとい『立体発としてキャラクターを創作する』をスタンスとして造形活動を行っています。
ここ数年でガレージキットイベントに復帰した身としましては、可動キット、カラーレジン、驚異的な精度のPVCフィギュア、デジタル造形など驚かせれるものばかりです。
そのような環境の中で『自分にとってのガレージキットとはそもそもなんだっけか?』というものを追及してみようと思っています。
僕の考えるガレージキットの強みとしては「様々な角度から見ることができる」というものがあります。しかしながら、普通のフィギュアを作成し見る角度を変えたところで『パンツが見える』などある程度予測ができてしまうため、それを裏切り『見る角度を変えれば全く別のものになる』という事を意識して製作しました。
ワンフェス当日は現物を是非とも肉眼で確認していただきたいと思います。

最後に、今回の選出がどのような影響をおよぼすのかおよぼさないのか分かりませんが一つ思うのは『悪目立ち最高(^o^)』ということです。
あとはこのようなことを長々と書いているとつい忘れがちなことなのですが


これ自薦です(^o^;)