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『ワンダー詐ショウケース』

アーティスト&詐称プレゼンテーション作品紹介

WsSCプロデュースアーティスト紹介


WsSC # 

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Hさぶろーを一言で表すなら「最低労力追求型」原型師といえるだろう。常日頃より「人は週3日以上働くべきではない!」「サラリーマンでどうやって原型造るの?」などと原型製作をするための定職に就かないアピールに余念がなく、そのくせ原型製作をしている様子を全く感じさせない(?!)典型的アーティスト気質である。
 造るものといえば、主に可動モノやトルソーなどのいわゆる「素体」モノ中心で、その理由は「造り易いから」と誤解されがちだが、購入者に自由に遊んでもらったり、改造バーツとしての土台となる商品であるため、本当の実力がなければ手を出せないジャンルでもある。反面、時には美少女キャラクターや小物にネタ造形、男性フィギュアやかつてはメカ造形も手掛けていたりもする。
 彼のポートフォリオとも取れるその造形スタイルは様々なジャンルへの挑戦でもあり、リスクを分散することによって大きな失敗もしないという趣味の世界で全く評価されないものであるため、人々の記憶にも残らないカメレオン原型師とも取られがちである。だが彼は「”キャラクター”が好きで造形をしているのではない、”造形”が好きだからWFに参加してしているのだ。」と言う。
 Hさぶろーは造形オフ会の1つである「ねんど会品川」の幹事も長年務め、自らの生きざまを見せつつ、造形の「楽しさ」「苦しさ」「評価されなさ」、それでもその「やめられなさ」を切々と説き、参加する若者が道を踏み外さぬ様、啓蒙活動なども熱心に行っている。
 言い尽くされた言葉ではあるが「彼はまだ本気を出していない。」これからの彼の本気造形に胸が高まるばかりだ。

text by Masahiko Yoruno


幼少期 に「ゾイド-ZOIDS-」のギミックに触れブンドドに目覚める。
メカ造形で関東平定を目指して有明に乗り込むも玉砕し、電脳世界へと旅立つ。あらゆるジャンルでビックウェーブに乗ることしか考えてないが生来の飽きっぽさと集中力の無さはいかんともしがたく、その姿は知人たちを安西先生顔にさせてきた。そして人生一発逆転を目指しWsSCにエントリーするも11月現在、まだ何も造っていない…
「プラモ改造から始めてここまで準備するのに20年。生きてりゃもう一回くらいやれるさ(ニカッ」

Webサイト IWGK     Twitter Hさぶろー

WsSC#詐称プレゼンテーション作品解説


©H-Saburo


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コレクネ[kore-kune]
~風船と少女~

オリジナル

商品販売価格
イベント価格 未定

「エロスと鋭い社会風刺との融合」これがこの作品のテーマである。

椅子に座り呆けた様子の彼女は
いったい何を思い
何を見つめ
何を目指しているのか

そして作品名でもある「コレクネ」
それは彼女の名前か
ストーリーか
その指の先にあるものか

すべてはWF後に明らかになる・・

2019/2/17追記 by Hさぶろー
少女は瞳に何を映すのか…
「エロスと鋭い社会風刺との融合」これがこの作品のテーマである。

Hさぶろーが自ら定めたレギュレーションは
・「R18」である
・造るのめんどくさくなさそうで量産しやすそうなやつ
・も〇びゃー伝統のおマタがゆr・・開放的なポーズ
"センス"よさげ

必然的にオリジナルでしかなしえない条件となった。

無論、服などというめんどくさいモノは造りたくなく
とはいえビネット風などとするとパーツ数や大きさに問題が出る。
彫刻の裸婦像っぽくするには造形力が足りない

Hさぶろーは悩んだ
ヒントを求めTwitterを眺めること1日3,4時間
不安を紛らわすためポケモンGoのタスクを毎日かかさず達成する日々…

そしてある日、Twitterに流れてきた
風船を持った少女の絵画が半分シュレッダーにかけられる動画

そうか「少女が風船持っていれば芸術なんだ!」(違
風船ならば水風船膨らませれば造形時間0で完成!
なんというアイデア、自らの才能が恐ろしくなる

そして椅子1個追加するだけで
何となく今までフィギュアで造られてなかったようなポーズを編み出し
11月下旬、製作に取り掛かった。

技術的なポイントに目を移してみよう。
裸婦像で問題となるのはパーティングラインをどこに持ってくるかだ
この問題を解決するためHさぶろーが編み出したソリューションが
「ガーターベルト」と「ホルスター」である

この2つで極めて自然に腰と腕の付け根に
分割ラインを持ってくることができる天才的な発明だ。
「謎の腕輪」ならぬ「謎のホルスター」の誕生である!
(おいおい、みんなマネするなよ!)

しかもWFに来る人たちはみんな少女と武器(兵器)の組み合わせは大好きだから一石二鳥!!

しかしながらHさぶろーはその辺の知識に疎く時間もなかったため
デザインもディティールも適当であるのは致しかたあるまい。(マテ

こうして何となく意味ありげなシチュエーションっぽくみえる
R18な作品、「コレクネ」が誕生したのである。


さてこの作品のタイトル「コレクネ」であるが

これは「"これ"選んだ俺、センスよ"くね"?」
の略である。
はじめはこのまま作品名にするつもりであった。

そう、このようなプレゼンテーションに選出されるためには
選択者のこの気持ちを満足させるような作品が作れないとダメなんだと気付いてしまったのだ。
「なーんだ、答えが分かれば楽勝じゃん」

と思った3秒後に自らにセンスがなかったことを思い出し、絶望した。

そして略さずこの作品名で売れなかったらめッちゃ恥ずかしい
さすがにそれは避けたい

そして意味をぼかすべく略して「コレクネ」となった。

もし売れなかった場合は
「"これ"造った原型師、センスな"くね"?」となり
「今回は場所が悪かった」とか「宣伝できなかった」とか
「プロデューサーの顔が怖い」、「コスプレ売り子がいない」など
言い訳をたくさん用意して何とか自尊心を保ち
WF参加を継続していける方法を模索していたことだろう。

なに、「言い訳する前にもっとすることがあるだろう?」だと
まっとうな方向に努力する才能が有ったらXX年三流ディーラーなどやっとらんわ!

「(逃げ)道は自ら切り開く」これが創始者であるも〇びゃーの精神
いや、WsSCスピリッツと言えるのではなかろうか

からのコメント


いやー、すごい光栄ですね。
これで俺もメーカーからどんどん仕事が来て
イベントでは行列&モテモテ
さらにコスプレ売り子との焼肉2次会までセッティングしてもらえるんだから
WSCさまさまですわ、笑いが止まりませんな!

え、ちがう?WsSC?
おい!話が違うだろ!
俺のバラ色人生計画どーしてくれんだよ、何とかしろよ!
●万円かえせー!


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